3.11市民ネット深谷のブログ

脱原発をメインにメンバーが気の向くまま書きます。

3.11市民ネット深谷発足!

東日本大震災に伴う福島第一原発事故により、約200キロ離れたここ深谷市にも放射能の影響が出ています。

あの事故から2年。事故直後はたくさん報道されて、みんなが気になっていた放射能ですが、最近は身近で放射能の話を聞くことはめっきりなくなってしまいました。

放射能は深谷市からなくなってしまったのでしょうか?いいえ、そんなことはありません。

セシウム134の半減期は2年、セシウム137の半減期は30年。134のほうは半減期を迎え、少なくなってはいますが、福島第一原発からは今も毎時一千万ベクレルもの放射性物質が漏れ続けているのです。みんな忘れているだけ。放射能はなくなっていません。

遺伝子を傷つけ、子どもや次世代に悪影響を及ぼす怖いモノのはずなのに、この「ほとぼりが冷めた感」は何なんでしょう。

昨年の衆院選も、今夏の参院選も、脱原発が争点になっているのに、ふだんの会話の中で原発について語ることなんてほとんどないんじゃないでしょうか。

忘れていたり知らなかったりするから考えないで済むけれど、知らないと身を守ることもできません。他のみんなも気にしてないから?誰も気にしていなければ、誰もみな被ばくするだけのこと。

見ないふりを決め込んで今をやり過ごして、その影響が出るのは大切な子ども達。

知らなかったじゃ済まされません。

放射能も原発も、ひそかに気になってはいるけれど、なかなか言いづらいし情報も手に入りにくい。

そうやって一人で悶々としている人が、深谷にもいるはずです。そういう人が、ここにくれば放射能の情報が手に入る、一人じゃ声を上げられないけれど、そういう人が集まれば、大きな声となって脱原発を訴えられる。

そんな場所を作りたくて立ち上げたのが、「3.11市民ネット深谷」です。

 あの3.11まで、原発のことなんて考えたことがなかった私たち。大切な子どもや家族を守るには、受け身でいてはいけないと、やっと気づいたのです。

深谷市の放射能情報の共有、行政への放射能対策のお願い、脱原発アクションなどの活動を予定しています。

3.11市民ネット深谷はどこの政党・宗教・営利団体とも関係のない、純粋ないち市民の集まりです。

 ご興味のある方は、是非、私たちと一緒に放射能・原発のことを考えてみませんか?
(管理人)